刺さった一文ブログ

ドラマ映画小説漫画エッセイで、心に刺さった一文をまとめてます

『欲しいのはたった2文字だったり5文字だったりするのに…』-「女がそんなことで喜ぶと思うなよ ~愚男愚女愛憎世間今昔絵巻」

どうして「好き」「愛してる」って言葉は、女性に求められれば求められるほど言いたくなくなるのか

その2文字や5文字を言えない理由は、照れとかそういうのもあるけど、確かにそれ以上の理由があるように思うし、心当たりがありまくる

 

まず僕が思ったのは、どんな人なら素直に好きだと言いたくなるのか

ジブリに出てくるようなボーイッシュなヒロインが「急に何言い出すの、もう、やめてよね」みたいな感じで返してくれるなら、いくらでも言ってあげたいなと思った

これはただの天邪鬼とかじゃなくて、きっと女の愛情にベタつきを感じると、男は本能的に避けたくなる、のだと思う

 

逆に「私のこと好きって言って」タイプって、なんだか「言質を取りに来てる」感じ

こういうことを言ってくる人に限って、自分から「好き」とは言わないで、あくまで私が好きって言われてる立場、を作ろうとしているのが不均衡な感じあるし、一度言えばそれで終わりじゃなくてこれからも「好き」ってずっと言わされそう

 

まあ結局、自尊感情の不足分を男に負わせてるところが重たいな、ということなのかな

そしてそんな言葉の上だけでも屈したくないというオトコゴコロも、なかなかオトメゴコロと噛み合わないので、それはなかなか哀しいところだ